就職・転職のこと

2019年8月8日　司法書士業界への再チャレンジ

事務所で就業していない司法書士資格者の方

司法書士資格をお持ちの方の中には、他業界で働いている、またご事情により就業を控えているという方も一定数おります。これまで弊社にご相談をいただいた事例から見ますと、主に下記のような方が見受けられました。

 

１．他業界で就業している方
（１）企業勤務
・司法書士資格を取ったが退職せずそのまま就業している
・資格取得を機に法務関連職種へ就職・転職・人事異動した方
（２）公務員
・法律知識を活かして公務員として就業（土地の問題を扱う部署にいることが多い）。
（３）その他
・法律事務所で司法書士もしくはパラリーガルとして勤務
・税理士事務所で司法書士として開業
司法書士業務をしておりますが、司法書士業界とは少々距離感があると伺います。

２．就業していない方
・介護（親の介護があり、目を離せないため就業が難しい）
・子供が小さい（保育園に入れず、就業が難しい）
・ご主人の転勤が多く就職先を探すのが難しい（地方に赴任すると求人が少ない）

今回の事例

今回採用が決まった方は、上記の「他業界で就業している方」、「就業していない方」の両方に該当する方でした。

■「他業界で就業している方」の事例
企業法務で就業されている方でした。
この方は、司法書士事務所に勤務しながら、試験に合格。司法書士として勤務していましたが、その後企業法務部に転職をしました。

現在は管理職を拝命し、順風満帆のキャリアを築いている方でしたが、将来を考えた際に、独立開業も視野に入れ、長く働きたいという希望がございました。
年齢が40代前半でしたので、事務所へ移るなら今しかないと考えたようです。

■「就業していない方」の事例
６年前に司法書士に合格した方です。
事務所で勤務をしていたのですが、退職し親族の家業手伝いをされておりました。ですが、家業の廃業が決まり、サラリーマンであった両親も定年をしたことから、再度司法書士業界で働き、手に職をつけたいとお考えでした。

 

 

司法書士業界へ戻るに際して、通用するのか、就職先はあるのかという不安はあったようですが、弊社にてサポートさせていただき、無事に就業が決まりました。

弊社では、就職・転職支援を通じて、司法書士業界を盛り上げたいという思いを持っています。
年々受験者、合格者が減っていますが、司法書士業界へのカムバックをサポートできたことは大変嬉しく思っています。また、ご紹介した方がゆくゆく開業し、活躍する姿をみれることを楽しみしています。

司法書士業界への復帰をお考えの方は是非お問い合わせください。

 

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