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司法書士になるには?試験の受験資格や難易度、平均年収も解説します

 

司法書士は年収の高さや高潔なイメージから憧れを抱く人が多いでしょう。しかし、実際に司法書士になるには困難な道のりがあり、どのようにすれば資格を取得して働けるのかわからないこともあるでしょう。

そこで本記事では、司法書士を目指してから実際に活動を始めるまでの手順をわかりやすく解説します。

そもそも司法書士とは

司法書士は、個人や法人からの依頼を受けて、不動産登記をはじめとする専門的な書類の作成・提出の代行などの業務を行う職業です。司法書士として活動するためには司法書士試験に合格する必要があり、司法書士の有資格者は就職・転職市場において少ないため、企業からの高い需要に期待できます。

司法書士になるには?

司法書士になるには、以下のうちいずれかの条件を満たす必要があります。

<司法書士になる方法>

1 司法書士試験に合格する
2 法務大臣から公的な許可を得る

それぞれの方法について簡単にご紹介します。

①司法書士試験に合格する

基本的には、司法書士試験に合格する方法が挙げられます。司法書士試験は国家資格であり、合格率は3~4%であることから、難関試験に位置付けられます。

②法務大臣から公的な許可を得る

極めてまれなケースですが、法務大臣から公的な許可を得られれば、司法書士試験をパスして司法書士になることが可能です。ただし、この許可を得るには、裁判所事務官や検察事務官として10年以上のキャリアを積まなければなりません。そのため現実的な方法とは言えず、司法書士試験にチャレンジするのが一般的です。

司法書士試験の概要

司法書士試験の概要について、2つの項目に分けて解説します。

<司法書士試験の概要>

・受験資格
・難易度

それぞれの項目を確認して、司法書士試験に臨む態勢を整えましょう。

受験資格

司法書士試験には受験資格はありません。年齢・性別・学歴を問わず、誰もが司法書士試験に挑戦できます。法務省が発表した令和2年度の司法書士試験のデータによると、試験に参加した人の平均年齢は40.02歳で、最年少は21歳、最年長は73歳でした。

難易度

司法書士試験の難易度は、極めて高いことで知られています。令和2年度のデータでは、受験者数が11,494人だったことに対し、合格者数はわずか595人でした。合格率は3~4%程度ですので、覚悟を決めて勉強しなければなりません。

一説によると、司法書士試験の合格までに必要な勉強時間は約3,000時間とされており、1日3時間勉強したとしても3年間の勉強が必要となる計算です。独学で合格を勝ち取る人もいますが、パラリーガルとして法律事務所に勤めて、日ごろから法律の知識を吸収する方が効率的でしょう。

司法書士試験に合格したあとの流れ

司法書士試験に合格したあとの流れを、3つのステップに分けて解説します。

<司法書士試験に合格したあとの流れ>

①司書士会に登録する
②研修を受ける
③司法書士として就職する

それぞれのステップについて詳しく説明します。

①司法書士会に登録する

司法書士試験に合格したあとは、司法書士会に入会し、司法書士名簿への登録を行います。司法書士会に登録することで研修を受講する権利を取得でき、司法書士としての第一歩を踏み出せます。司法書士会は全国にありますが、地元の司法書士会に登録するのが一般的です。

②研修を受ける

司法書士として活動するためには実務経験が必要です。そこで登録した司法書士会が実施する研修に参加して実務経験を積み、就職に向けた準備を整えます。研修の実施機関や内容は登録した司法書士会によって異なるため、事前に内容を把握しておくと良いでしょう。

③司法書士として就職する

研修を修了したら、司法書士として就職先を探します。司法書士の就職先として考えられるのは、以下の3つです。

<司法書士の就職先>

・司法書士事務所
・法律事務所
・一般企業の法務部

なお、継続する司法書士会によっては配属研修が義務付けられることもあります。配属研修では、特定の司法書士事務所に1~3ヶ月程度勤務して実務を学びます。なお、配属研修では勤務した司法書士事務所に採用されるとは限りませんので、気を付けましょう。

経験を積んで独立開業を目指す場合もある

就職する以外にも、経験を積んで独立開業を目指す方法もあります。独立すると高額な年収を獲得するチャンスが広がりますが、営業力など司法書士としての実力以外のスキルも必要です。リスクが高いため、独立するかどうか慎重に検討することをおすすめします。

司法書士の平均年収

司法書士の平均年収は700~800万円前後です。また企業に勤める場合では、年収は600~700万円程度で頭打ちになるパターンが多く見られます。

より高額な年収を目指す場合は、十分な経験を積み、コネクションを確立したうえで独立開業を目指すと良いでしょう。企業勤めの場合でも、役職につければ役員報酬を得られるため、安定性と高収入の両立を目指すことができます。

まとめ

司法書士になるためには、まず司法書士試験に合格しなければなりません。そのあとは司法書士会に登録して研修を受け、司法書士として就職するのが一般的です。しかし、就職先がなかなか見つからない場合もあるでしょう。

そこでリーガルブライトでは、法律事務所や一般企業法務部への就職・転職支援を実施しています。働きながら司法書士になるための勉強をする人を支援する法律事務所もあり、弊社ではそのような事務所の紹介できます。これから司法書士試験にチャレンジしようと考えている人は、弊社のトータルサポートをご活用ください。

 

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