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司法書士の転職における3つのケース|企業の法務部や独立などメリット・注意点を解説します

 

司法書士は法律関連の事務所や一般企業からの需要が高く、転職しやすい仕事としても知られています。それでは、司法書士として転職する場合はどのような進路を選ぶべきなのでしょうか。

本記事では代表的な転職先を3つ紹介し、それぞれのメリットや転職後の働き方、そしてリスクについてお伝えします。

司法書士の転職における3つのケース

司法書士として転職する場合は、以下の3つのケースから選択することが基本です。

<司法書士の転職における3つのケース>

①別の事務所に転職する
②企業の法務部に転職する
③司法書士として独立開業する

まずはおおまかな仕事内容や働き方、年収などを解説します。

①別の事務所に転職する

別の事務所に転職する場合、基本的な仕事内容はあまり変わらないでしょう。これまでの業務を生かしやすいため、特に際立ったリスクはないでしょう。ただし方針や特色は事務所によって異なるため、より専門的な仕事を任されたり、年収が変化したりする可能性があります。

②企業の法務部に転職する

企業の法務部に転職すれば、その会社の専属司法書士として活動することになります。仕事内容が限定的であるため、集中して作業したい人に向いているでしょう。年収の相場は企業によって異なるため、一概に言えません。ただし、法律・司法書士事務所以上に一般常識やビジネスマナーが重んじられる場合が多いので、その点は気をつけましょう。

③司法書士として独立開業する

司法書士として独立開業すれば、自分のやりたい仕事に集中できる可能性が高まります。また多くの依頼を受けることができれば年収アップにも期待できます。ただし、一定の実績やコネクションがなければ、顧客の確保は困難と言わざるを得ません。また、オフィスを借りたり事務員を雇ったりするなど、出費が多い点もリスクです。

ケース①:別の事務所に転職する

別の事務所に転職する場合には、基本的な働き方はこれまでと変わらず、キャリアアップも目指せるため転職する際の第一候補と考えて良いでしょう。今の事務所では自身の能力が発揮できていないと感じている場合には、この方法がおすすめです。

別の事務所に転職するメリット

別の事務所に転職するメリットは次のとおりです。

<別の事務所に転職するメリット>

・働き方の基本が転職前とほぼ変わらない
・労働環境を一新できる

一般企業への転職と違い、働き方のスタンスが転職前とほぼ変わらないため、新しい職場に馴染みやすいでしょう。また、労働環境を一新できることもメリットです。報酬や勤務時間、仕事内容などに不満を抱えて転職を決意した場合ならば、転職後は快適に働ける可能性が高まります。

別の事務所に転職する際の注意点

別の事務所に転職する際の注意点はほぼありません。事務所によって雰囲気や方針は異なりますが、働き方の原則が大きく変わることはないため、仕事にはスムーズに慣れやすいでしょう。ただし年収が下がる場合がある点や、弁護士など他の職員との相性を確かめる必要がある点には注意が必要です。

ケース②:企業の法務部に転職する

法律事務所や司法書士事務所といった専門的なオフィスから飛び出し、一般企業の法務部に転職する方法もあります。最近ではコンプライアンス遵守を意識する企業が増え、中小企業でも司法書士を採用する流れになっています。そこで企業の法務部に転職するメリット・注意点について詳しく見ていきましょう。

企業の法務部に転職するメリット

企業の法務部に転職するメリットは以下のとおりです。

<企業の法務部に転職するメリット>

・会社が求める仕事内容に集中しやすい

たとえば不動産会社なら登記手続きや契約書の確認、金融機関なら抵当権の手続きや謄本処理など、業務内容をある程度まで絞り込めます。年収は企業の考え方により大きく異なるため、どうなるか断言できませんが、法律事務所内での幅広い業務に対応するのが苦手な場合は転職する価値があるでしょう。

企業の法務部に転職する際の注意点

企業の法務部に転職する際の注意点を紹介します。

<企業の法務部に転職する際の注意点>

・求人数が多いとは言えない
・職場の環境に馴染めない可能性がある
・これまで以上のビジネスマナー求められる場合がある

中小企業でも司法書士を採用するケースが増えていますが、専属の司法書士を採用する企業はまだ多数派とは言えません。そのため、一般企業への転職に方針を定めたとしても、転職を実現させられない可能性があります。また、事務所における労働環境と大きく異なるため馴染みにくい場合がある点や、これまで以上にビジネスマナーを求められる可能性がある点にも注意すべきです。

ケース③:司法書士として独立開業する

司法書士として独立開業すれば、自身が得意とする業務ややりたい業務に集中できる可能性が高くなります。成功すれば年収が上がるケースも多く、強い向上心を持つ人におすすめの転職方法です。ただし事務所や企業に勤務する場合と比べてリスクが高くなるため、その点は忘れないようにしておきましょう。

司法書士として独立開業するメリット

司法書士として独立開業するメリットは次のとおりです。

<司法書士として独立開業するメリット>

・得意な業務、やりたい業務に集中できる
・成功すれば年収のアップを見込める

事務所や企業に勤める場合、時には気が進まない仕事を任されることもありますので、これが原因でストレスを抱える人もいますでしょう。しかし独立開業すれば自分で仕事を選べるので、得意な業務ややりたい業務に集中できます。また成功すれば年収のアップも見込めるため、自分の力を試してみたい人におすすめです。

司法書士として独立開業する際の注意点

独立開業する場合の注意点をご紹介します。

<司法書士として独立開業する注意点>

・営業力など司法書士としての能力以外のスキルが必要になる
・膨大なコストがかかる
・失敗すると廃業の危機に陥ってしまう

独立開業する場合には、自身の力でクライアントを獲得しなければなりません。そのため、営業力やコミュニケーション能力などのスキルも必要です。また、オフィスを借りたり、事務員を採用したりすることで膨大なコストがかかり、経営に失敗すると廃業の危機に陥る点もデメリットと言えます。

まとめ

司法書士として転職する際は、「別の事務所への転職」「企業の法務部への転職」「独立開業」という3つのパターンの中から選ぶことになります。それぞれメリットと注意点がありますので、細かく精査したうえで自身に合った転職方法を選びましょう。

リーガルブライトでは、法律事務所や企業の法務部への転職を支援しています。事務所や企業に所属すれば、経営に失敗した場合のリスクを考える必要はありません。ご希望をうかがい、ニーズに合った事務所や企業を紹介できますので、司法書士としての転職をご検討中の人は弊社までぜひご相談ください。

 

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