就職・転職のこと

2014年02月24日　ご相談者からの問い合わせについて（東京司法書士会の求人について）

当社へお問い合わせをいただく方、就職・転職サポートのお申込みをされた方、双方から共通してよく質問される項目があります。それは、東京司法書士会の求人情報についてです。その中でも特に、下記の３点については、よく聞かれる事項となっています。

 

1. 情報量が少なく、ホームページがないので、事務所の雰囲気が伝わってこない。
2. 採用条件や待遇が分からず、応募に躊躇してしまう。
3. 常に募集を出している事務所があるが、入れ替わりが多いのではないか。

 

弊社では就職・転職相談だけでなく、採用にお困りの事務所様からもご相談をいただく立場にあります。そういった視点から、弊社の見解をを記載致します。

 

１．情報量が少なく、ホームページがないので、事務所の雰囲気が伝わってこない。

 

→ 字数制限があるのか、情報量は一般の求人サイトや他の司法書士会と比べると、豊富とは言えない状況です。また、ホームページがない事務所もあるので、面接しないことには雰囲気が分かりません。そのため、応募者の中には、情報を公開したくないということは怪しい事務所なのではないか、と懸念を持たれる方もおります。

 

上記の点については、一概にそう言えないと考えています。情報量が少ない、ホームページをもっていない事務所でも雰囲気のよい事務所はたくさんあります。実際に事務所に訪問している弊社だからわかるのかもしれませんが、対外的にアピール材料が少ないのが難点です。

 

なぜ情報量が少ないのか、その理由としては、業務が多忙のため、なかなか採用関連に時間がかけられないということが多いと感じています。ですので、詳細は面接時に話をして決定したいと考えているのですが、反響が少ないため、採用に難航しているケースが増えてきました。
弊社では上記のような事務所より求人依頼をお預かりしていますので、気になる求人があれば是非お問い合わせください。

 

２．採用条件や待遇が分からず、応募に躊躇してしまう。

 

→ 事務所側もどのような待遇にすればよいのかが、迷っている、はっきりしていないというケースが多いと思われます。現に、事務所から弊社へ求人依頼を頂く際に、相談事項として、「他の事務所ではどのくらいの給与水準か」といった質問が、必ずと言っていいほどあります。ですので、具体的な額を提示すよりも、前職の給与を聞いて、話し合いで決めたいというのが本音のようです。

 

ただ、詳細が分からないと、応募者（特に転職希望者の方）は書類を出すか、躊躇されることが多いと思われます。弊社にも、採用条件・待遇の詳細はお会いして相談したいという求人もありますが、大体の目安が分かりますし、また、皆様の希望をお伝えした上で、事務所に選考してもらいますので、この悩みついては弊社を介すことで、解決できると考えております。

 

３．常に募集を出している事務所があるが、入れ替わりが多いのではないか。

 

→ この点は、現在の状況を鑑みる必要があります。最近ある先生から聞いたのですが、「東京司法書士会に求人掲載をしたのだけど、応募数０件なので、どうすればいいか途方に暮れているよ・・・」と悩みを聞きました。

 

これは、特定の事務所ではなく、複数の事務所にみられる現象です。つまり、それだけ、現在応募が少ないということなのでしょう。例年、この時期になりますと、特別研修の合間を縫って、就職活動を始める方が増えてくるのですが、反響がない状況が続いているようです。合格者数が減ったとはいえ、あまりにも反響がないというのが、どの事務所も共通した悩みとなっています。

 

そのため、東京司法書士会の求人情報を更新し続けるという現象が起こっています。「採用が難航している → 求人情報を掲載する → 他の事務所が求人をアップするので、情報が埋もれてしまう → 求人情報を再度更新する」といった循環になり、常に募集をしていると見られるようです。実態としては、応募が少ないので露出が増えているというのが、弊社の見解です。

 

いかがでしたでしょうか。
上記は就職・転職希望者の方の共通した悩みだと感じております。
また、他にも様々な疑問点もあるかと思いますので、お気軽にお問い合わせください。

 

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