就職・転職のこと

2014年04月28日　当社の就・転職セミナーより感じること

当社では「司法書士のための就・転職セミナー」を定期的に開催しております。
ここ最近は、時期的な要因から、平成25年合格の方の参加がほとんどとなっております。
参加される合格者の方は、非常に熱心にメモを取っているだけでなく、セミナー後の質疑応答の際にも、様々な内容の質問を承ります。
実際にお話をしていて感じることがございましたので、ブログにて共有させていただきます。

今年は、新合格者の採用をお考えの事務所から、採用がうまくいかないというご相談を受けることが非常に増えました。例年とは動きが異なるようです。
最も反響が多い11月・3月においても応募数自体が少ない、内定を出しても辞退されてしまった等、悩みは尽きないようです。
当社でも、当初は例年よりご相談に来る方は少なくなったように感じていました。
合格者が減ったことで、就職・転職活動をする方が少なくなったことが大きな要因と推測しておりましたが、3月・4月と徐々に就職・転職サポートのお申込みやセミナー参加希望が増えてきました。
その数は例年のお問合せ数に近づいてきています。
ですので、就職・転職活動をする方が少なくなったという推測は、間違っているのかもしれません。

真相は、新合格者の方に直接意見を聞くしかないと考え、就職・転職サポートにお申込みを頂いた方、セミナー参加者にお話を聞いてみました。
そこで聞いた内容としては、下記に集約されます。

• ネットや同期のネットワークでネガティブな情報を聞き、判断に迷っている。
• ある事務所に内定をもらっているが、本当にその事務所で良いか迷っている。
• どういった経験を積めばよいか、わからなくなってしまい漠然と迷っている。

とにかく感じたことは、皆様に様々な「迷い」が生じていることです。
これは玉石混交、様々な情報が飛び交っていることが大きな要因だと感じました。
「新人研修等で講師の先生から●●は良くないと言われた」、「同期から●●のような事務所は避けるべきだと聞いた」、「内定をもらった事務所がブラックリストに載っていて不安」といったことは良くある話です。
今後、漠然と自分がこうなりたいという理想像があり、意欲に燃えていたとしても、情報を調べていく内に不安になってしまい、それが迷いにつながるという構図かもしれません。
これは、一番よくない状況です。行動することで見えてくるものがあるはずなのに、迷いのせいで、その行動自体が阻害されています。
この「迷い」をどう払拭するかが、今後就職・転職活動においての、事務所の採用活動の円滑化につなげる、テーマだと感じました。
迷っている方にいかに客観的な情報を提供できるかが、当社の務めかもしれません。
これまで就職・転職支援を通じて成功した事例、ご迷惑をかけてしまったこと、紆余曲折を経て、それなりに情報を持っていると自負しております。
今回のブログを見て、何か感じていただけた方は、是非セミナーもしくは就職・転職サポートへお問い合わせください。

・「司法書士のための就・転職セミナー」詳細
http://www.kouken-site.com/seminar260224.html

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