就職・転職のこと

2014年06月20日　－出願状況から考える－　今年度の司法書士試験とその後

先日法務省のHPに平成26年度司法書士試験の出願状況について資料が公開されました。
昨年度と比べて実に2,863人減となっており、比率でいうと実に10％も減少していることになります。

合格率が例年通りとなると、昨年以上に合格者が減るため、資格者採用について苦労する事務所がより増えるのではないかと考えております。
そのため、合格者の方にとっては、就職・転職がしやすい時期だともいえます。
ここ1，2年を振り返ると、以前よりも採用のハードルが下がってきているように感じます。例えば、経験者のみを募集していた事務所でも、やる気があれば未経験者を受け入れて育てる等の条件緩和をするところが増えたと実感しています。
ただ、同時に将来のビジョンを見据えた、地に足をつけた就職・転職活動が大事だと考えています。

• 将来開業するのか、勤務司法書士として長く働きたいのか
• 合同事務所で他士業と組んでワンストップサービスを実現したい
• 司法書士業界にとどまらず多様な経験したい

など様々な選択肢があるかと思いますが、司法書士としてベースとなる力を蓄えるには、まずは事務所で経験を積むことは必須と考えています。

良い就職・転職活動につなげられるよう、情報提供も含めて皆様のご支援ができればと考えています。
司法書士試験後に就職をお考えの方だけでなく、現職中の資格者・経験者の方からもお問い合わせもお待ちしております。

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