ロールモデルとは、「具体的な行動技術や行動事例を模倣・学習する対象となる人材。」と言われることが多いです。
少々語弊があるかもしれませんが、簡単に言いますと、憧れている人をまねるというニュアンスだと考えています。
学生時代に、部活動の先輩に憧れて、同じ服を買ってみたり、癖を真似てみたりという経験をされた方もいるかもしれません。
実は私自身がそういう経験を思っています。その当時を思い浮かべると、何とも言えない甘酸っぱい気持ちになりますね(笑)。
その先輩が私にとって、ロールモデルだったと今振り返ると感じています。
このことは社会に出ても、非常に重要なのではないかと考えています。
職場の上司や先輩、取引先の方、同級生、両親など、会うと刺激を受ける方というのは、誰しも一人はいるのではないでしょうか。
その人と会うと、自分も頑張ろうという気持ちになれる、そういった方です。
ただ、頑張ろうという気持ちは湧くものの、具体的にどうすればよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
その時にお勧めをしたいのが、ロールモデルを真似てみることです。
ただ漠然と見るのではなく、再現しようと思うほど、徹底的に見て真似てほしいです。
どういったスーツを着ていて、どういった立ち振る舞いをし、どういった話術をしていて、どういった仕事ぶりなのか、など観察すればするほど、真似ができる、勉強できる要素があると思います。
真似をしていきながら、徐々に自分に落とし込んでいく事で、新たな発見があり、成長が見えてくるのではないでしょうか。
当然、最初の方がうまくいかないですし、その方と自身のキャラクターが違う場合は、違和感があることも多いと思います。
ですが、そこでめげずに自分のキャラクターに合った、落とし込みを続けていってもらいたいと思います。
例えば、「Aさん(ロールモデル)は、明るく活発で誰からも好かれそうだが、自身はそういったタイプではない。まったく同じように真似をしても違和感が出てしまう。ならば、最初から無理に明るく振舞わず、話しやすい雰囲気を作って、徐々に活発な面を出していこう」といった具合です。
このことを続けることで、自身のキャラクターに合った、より深みのある新たな一面が形成されるのではないかと考えています。
ただ、漫然と日々の仕事をこなしてしまって、マンネリを感じている方がおりましたら、是非参考にしてみて下さい。
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