就職先を決める際、どうしても迷ってしまい、選べない方は多いのではないでしょうか。司法書士試験に合格した方は、実際の司法書士業界についてまだわからないことが多く、どういった基準で選べばよいかわからない傾向にあるようです。
弊社でこれまであった事例だと、複数の事務所から内定をいただいても、全て断ってしまったというケースがありました。求人はたくさん出ているとはいえ、応募や採用に費やした労力や時間がもったいないとも感じますし、何よりどうすれば納得する選択ができるのか、当社でどうやればお役にたてるのかと歯がゆい思いを感じます。
就業先を選べない理由としては、給与や残業時間の他、内定をもらった事務所で経験が積めないのではないか、という懸念が目立ちます。特に、開業を考えている方からは、経験が積めるよう様々な案件を扱いたいという声をいただきますが、都内の場合、どうしても登記や債務整理など、1つの分野に特化した事務所が多く、マッチングが難しい状況です。
取扱業務で就業先を決められない場合は、開業後どのような業務を行いたいか、わかる範囲で構いませんので、優先順位を付けていくとよいでしょう。相続で行くのか、不動産登記で行くのかなど、漠然としていて構いません。 ただし、開業後はどのように仕事をもらうかという営業的な要素も考えなければなりません。そういった意味では、業務内容より、経営が学べる事務所という選択肢も入ってくるかもしれませんね。
キャリアプランを立てることはなかなか難しいと考えています。その点では当社にご相談いただくことで考えが整理できるかもしれません。お話を伺った上でのアドバイス、そして、弊社でも事務所選びの情報をお伝えしますので、お気軽にお問い合わせください。
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