ニュースと司法書士

2017年01月19日　相続放棄の後

新年あけましておめでとうございます。 本年も何卒よろしくお願い致します。

1月に入り、寒さが一層厳しくなりました。1月中旬は寒波の影響で、全国的に雪の予報が出ていました。
特に豪雪地帯では、積雪による空き家の倒壊の恐れが増えているということです。テレビ朝日のニュースでは、新潟県十日町市でのケースが取り上げられています。このケースでは、崩壊しかけている空き家の取り壊しを所有者に求めたところ、すでに死去していました。相続人も全員相続放棄をしているため、誰に処分を頼むか不明になっているということです。
近年、相続件数の増加に伴い、所有者のわからない不動産が増えています。土地管理の煩雑さから相続放棄されてしまうと、活用も難しい状況になります。
事務所によっては不動産事業・不動産企業を立ち上げ、土地活用に乗り出すところも出てきています。土地の運用が難しいこの時代に、司法書士が他士業と連携して新しいサービスを提案するチャンスかもしれません。

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