弊社では、これまで個人事務所からの求人依頼の割合が多かったのですが、現在では法人事務所が上回りました。
これは、新規でご依頼をいただく事務所の大半が法人事務所であるほか、お付き合いのある個人事務所が法人へ移行するケースが増えているためです。
統計を見てみても、制度が始まった平成15年は8法人、5年後の平成20年には278法人だったのが、平成29年には624法人(4月3日現在)まで増えております。
(※日本司法書士会連合会、法務省資料より)
法人化をする理由を伺うと、お客様のご要望にこたえるには法人化が必要だったという判断が大きいと感じています。法人化のメリット、デメリットは様々あるようですが、本人確認の問題、支店を設立してお客様により近い場所で業務を行うなど、メリットの方が上回るため決断したと伺います。
求職者である司法書士の方も、法人化に伴い社会保険が完備となりますので、長期勤務を希望される方にはメリットが大きいように感じます。
ただ、「司法書士法人=大手で分業化」という認識をされる方も多いようで、独立開業をお考えの方は、法人事務所への就職・転職を避ける傾向にあると感じています。
ですが、法人化していても、すべての事務所が大規模で、分業化しているわけではありません。多様な業務を経験したいということであれば、所員数と業務内容が重要な判断基準になります。面接時にはその点を質問していただき、働くイメージを膨らませていただければと考えています。
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