平成29年度司法書士試験の出願状況についての資料が法務省HPにて公開されています。出願者総計は、18,831人となっており、昨年度に比べて7.5%減少しています。
平成24年度の出願者が29,379人でしたので、その当時と比べ30%以上も出願者が減っています。また、平成24年度以前には、30,000人を超える出願者がいましたので、近年の出願者減少は急激に進んでいるといえます。
・平成29年度司法書士試験の出願状況について(法務省HP)
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00290.html
今年の出願状況を見る限り、合格者数も昨年度より減少することはほぼ確実といえそうです。その一方、司法書士業界の就職・転職市場において、資格者不足は深刻な状況です。東京都内においては、合格者数よりも求人数が上回ると予想しており、採用活動が難航する事務所が多数出るのではないでしょうか。
今年度合格者の方、また現在事務所勤務中の転職希望者の方には、事務所選びの選択肢が増え、就職、転職を考えるには、引き続き良い状況といえそうです。
今回取り上げた受験者の減少については、弊社の見解を記事にしております。下記ページも合わせてご覧いただければ幸いです。
・司法書士試験受験者数の推移
http://www.kouken-site.com/doukou/suii.html
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