司法書士有資格者の方にお話を伺う際、「なぜ司法書士を目指されたのですか」という質問をさせていただきます。その際、「定年がなく長く働ける仕事だからです」という回答を一定数いただきます。特に社会人経験のある方は、今後の働き方を考えた際に定年というゴールが見えると、年齢に関係なく働きたいため司法書士を目指したという方もいらっしゃいます。
では、司法書士は実際にそういった働き方ができる仕事なのでしょうか。
司法書士白書(2016年度版)によると、最年少は22歳、平均年齢は52.8歳となっております。詳細としては、下記になります。
現状、企業での定年は60歳~65歳が多いといわれています。司法書士業界では60代以上の方が37.1%を占めており、企業における定年の年齢を超えても活躍されている方が多いといえます。そのため、定年に関係なく長く働ける仕事だといえるのではないでしょうか。また、注目すべきは最年長でなんと100歳の方とのことです(1名しかいらっしゃらないためグラフでは0%となっております)。
弊社へご相談にいらっしゃる方については、年を追うごとに年齢層が高くなっているように感じます。働き方の多様化が進む中で、近年は若年層の方よりも、社会人の方が将来を考え、自己研鑽の延長や興味から司法書士を受験する傾向にあるのではないかと感じました。
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