資格がないのに司法書士を名乗り、弁護士業務も行っていた者が司法書士法違反、弁護士法違反などの容疑で逮捕されたという報道がありました。驚くことに40年以上に渡り、無資格で業務を行ってきたようです。
名刺には、「司法書士・行政書士」と記載があったようです。司法書士と紹介されれば、一般の方はまず疑わないと思います。トラブルがない限り、偽司法書士だとわかることもないでしょうし、司法書士と弁護士の業際についてもわからない方が大半ではないでしょうか。その盲点をついた事件だと感じました。
真面目に業務に取り組まれている、司法書士、弁護士の先生方にとっては憤りを感じる事件です。そして、偽司法書士に依頼をした方にとっては、不利益を被りかねない事態が起こる可能性もあります。
東京司法書士会では偽司法書士の摘発に向けた取り組みを行っていますが、業界を挙げて取り組んでいく課題だと感じました。
・ニセ司法書士にご用心!(東京司法書士会)
https://www.tokyokai.jp/not_shoshi.html
※記事の詳細、事件を受けて東京司法書士会のコメントが掲載されております。
・逮捕の詳細について
http://www.asahi.com/articles/ASK6G3JWWK6GUTIL00G.html
・東京司法書士会のコメント
https://www.tokyokai.jp/news/2017/06/post-204.html
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