ニュースと司法書士

2018年08月07日　リーガルテックと登記

代表取締役の転居等によって発生する「代表取締役住所変更登記手続支援サービス」のリリース情報がありました。
これは、サービスを利用して作成した書類に押印し、法務局に郵送するだけで登記手続きが完了するというものです。契約書関連でリーガルテックのニュースを目にする機会が増えましたが、登記に関するサービスも今後増えそうです。

サービスについて

今回取り上げましたのは、株式会社サンプルテキストという会社のサービスとなります。ITを活用して、お手軽にかつ安く登記申請ができるため、特に中小企業にニーズがありそうです。

・リーガルスクリプトHP
https://legal-script.com/

他にもweb受付のみで格安で引き受ける企業、士業HPも散見され、会社登記に関わるマーケットの競争が激しいということを改めて認識しました。

今後の流れ

リーガルテックの流れは止まることなく進むと考えています。現在でも新しい形態として、士業が母体の会社組織が出てきています。このようなサービスが、自身の事務所でもできないかを検討する事務所も増えてくるのではないでしょうか。

・ローイット株式会社
https://lawit.jp/

司法書士業界内だけではなく、弁護士、行政書士、税理士といった他士業、IT企業を巻き込んだ様々な動きが出てきそうです。
脅威と感じると思いますが、視点を変えてコラボレーションや協業を模索することで、新たな活路を見いだせるかもしれません。

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